例文・使い方一覧でみる「飛び起きる」の意味
スポンサーリンク...新公はやつと飛び起きる前に... 
芥川龍之介 「お富の貞操」
...悲鳴を挙げて飛び起きると...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...僕は一時間とたたないうちにベツドの上から飛び起きるが早いか...
芥川龍之介 「歯車」
...それでも彼は飛び起きるが早いか...
芥川龍之介 「百合」
...吃驚（びっくり）して飛び起きると大急ぎで階段を降りて来た...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...……自分が驚いて飛び起きるとその男は慌ててどこかへ逃げて行ってしまった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...蓐の上に飛び起きる事などもある...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...飛び起きるや否や...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...」という声に飛び起きると...
豊島与志雄 「反抗」
...飛び起きる途端（とたん）に...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...飛び起きると同時に忘れたように軽くなった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...あたしは夢中で飛び起きると...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...で私は、毎朝々々、頑固な目醒時計（ベビー・ベン）を鳥共と一処に鳴らして、飛び起きると、働け／＼の「森の鍛冶屋」の歌を口吟みながら、馬に乗つて朝霧の深い谷間を飛んで、斧の音の丁々と打ち響く伐採場へ走ります...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...あれ以来夜中に突然飛び起きるといふ新しい習慣が出来て...
牧野信一 「素書」
...そのことばかりびくびくして幾度夢の中で悲鳴を挙げて飛び起きるか計り知れやしない...
牧野信一 「沼辺より」
...夢に魘（おそ）われて飛び起きる事はあるからなあ...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...コイツは占めたと思って飛び起きると...
夢の久作（夢野久作） 「人間腸詰」
...飛び起きると薄霧に包まれて朧ろにぼやけている太陽に向って礼拝した...
横光利一 「旅愁」
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