...そうだ」僕は飛び上がるほど嬉(うれ)しくなりました...
有島武郎 「僕の帽子のお話」
...彼は床几から飛び上がるようにして...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...その効果で今度は腹と腰とのつがい目の所の筋肉が痛んで立ったりすわったりするたびにそれが飛び上がるほど痛むのであった...
寺田寅彦 「柿の種」
...痛くないという約束のが飛び上がるほど痛くて...
寺田寅彦 「自由画稿」
...そして彼は椅子から飛び上がると...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...それもやはり偽りの所作ではありませぬかな」「お聖人様! どうぞお手を接吻させてくださいませ」フョードル・パーヴロヴィッチはぴょんぴょんと飛び上がると...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...飛び上がる方ももちろんかないませんでしたが...
豊島与志雄 「彗星の話」
...白い姿は階段を飛び上がる...
夏目漱石 「草枕」
...余が飛び上がるのを相図に四人が申し合せたようにホホホと癇(かん)の高い声で笑った...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...その勢で飛び上がるところをまた抑えつける...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...己(おの)れを忘れて飛び上がる連中がはなはだ少なくない...
新渡戸稲造 「自警録」
...そのまゝ拭き込んだ上がり框(かまち)に飛び上がるのですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それだ」平次は飛び上がるほど驚きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ヘルマンは飛び上がるほどにびっくりした...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...陸に引き上げてあった船が飛び上がる様子なので...
武者金吉 「地震なまず」
...金右衛門と日本左衛門はヒラリと川洲(かわす)へ飛び上がる...
吉川英治 「江戸三国志」
...焼栗(やきぐり)におどろかされて飛び上がるなどは...
吉川英治 「江戸三国志」
...床几から飛び上がるほど驚いて――「な...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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