...次に飛び上がるときにこれを使用する...
石原莞爾 「最終戦争論」
...その効果で今度は腹と腰とのつがい目の所の筋肉が痛んで立ったりすわったりするたびにそれが飛び上がるほど痛むのであった...
寺田寅彦 「柿の種」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...十尺(しゃく)二十尺ほどもいきなり飛び上がるばかりでなく...
豊島与志雄 「彗星の話」
...たたけば飛び上がるほどだ...
永井隆 「この子を残して」
...余が飛び上がるのを相図に四人が申し合せたようにホホホと癇(かん)の高い声で笑った...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...飛び上がるにしくなしだと...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...心臓の飛び上がる事は始終ある...
夏目漱石 「それから」
...その勢で飛び上がるところをまた抑えつける...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...梯子(はしご)を二つづつ飛び上がるやうにして行きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分から進んで大廣間に飛び上がるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ジョヴァンニは無生物が生命を吹き込まれて飛び上がるように...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...私は寝台の上から彼がついに床の上にまで飛び上がるかも知れない予感で...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...飛び上がるなり馬春堂の頭の上からザーッと手桶の水をおんまけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...金右衛門と日本左衛門はヒラリと川洲(かわす)へ飛び上がる...
吉川英治 「江戸三国志」
...焼栗(やきぐり)におどろかされて飛び上がるなどは...
吉川英治 「江戸三国志」
...ひらりと飛び上がると...
吉川英治 「江戸三国志」
...床几から飛び上がるほど驚いて――「な...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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