...平原の上を颯爽と走る、青い空に映える一本木がある...
...彼は壮齢の大木のように颯爽と歩いていた...
...近衛兵隊員は、身長が高く颯爽とした立ち振る舞いが求められる...
...彼は鉄馬に跨って、颯爽と通り過ぎた...
...わきごしを使って、颯爽と駆け抜ける侍を見た...
...どうみてもあれは颯爽というがらではない...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...女房をぶん殴って颯爽(さっそう)と家を出たところまではよかったが...
太宰治 「竹青」
...いずれも意気颯爽(さっそう)として...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...颯爽と敵城さして驅けいだす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...およびそのうちの複雑怪奇なものでも颯爽たる役を果たした...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...颯爽と歩きたいのだ...
豊島与志雄 「母親」
...颯爽(さっそう)たる英姿を現わしている...
中里介山 「大菩薩峠」
...先頭に立つた滝本の何時にない颯爽たる様子が...
牧野信一 「南風譜」
...ほい/\/\! などゝいふ掛け声が如何ほど颯爽たる趣きであらうとも...
牧野信一 「剥製」
...故意に颯爽として...
牧野信一 「円卓子での話」
...でんすけ賭博とやらが堂々と横行している今日この頃もまたバカントラ第二世は颯爽(さっそう)と都下の高座へ君臨して...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...――颯爽(さっそう)たるものだな...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...赤味を帶んで紫に染めだされた颯爽たる峻峰を指して...
吉江喬松 「山岳美觀」
...颯爽(さっそう)たるものだが...
吉川英治 「三国志」
...颯爽(さっそう)と...
吉川英治 「三国志」
...一彪(ぴょう)の軍馬と、颯爽たる大将が、彼方からきて呼びかけた...
吉川英治 「三国志」
...颯爽(さっそう)...
吉川英治 「新書太閤記」
...若々しい颯爽な気が躍っている...
吉川英治 「随筆 新平家」
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