...向うの軒先(のきさき)に吊した風鐸(ふうたく)の影も...
芥川龍之介 「漱石山房の秋」
...向うの軒先に吊(つる)した風鐸(ふうたく)の影も...
芥川龍之介 「東京小品」
...塔の風鐸(ふうたく)の鳴る音が...
芥川龍之介 「鼻」
...門の風鐸(ふうたく)を鳴らすほどの風さえ吹く気色(けしき)はございませんでしたが...
芥川龍之介 「竜」
...風鐸遠く野に響き...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...檐(のき)に風鐸(ふうたく)をつるし...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...風鐸(ふうたく)を修繕するだけのためだから...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...風鐸なりの肉の厚い巨大な耳がちょうど眦(まなじり)の下辺りから顎の辺りまで福々と垂れ下り...
久生十蘭 「魔都」
...風で風鐸は鳴っているし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
三好達治 「測量船」
...君はあの塔の風鐸(ふうたく)をどう思います...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...わたくしは風鐸にまで注意していなかったので...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...君はあの塔の風鐸をどう思ひます...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
...わたくしは風鐸にまで注意してゐなかつたので...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
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