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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...其処に風薫る夕まぐれ子供は蹲((しやが))んで悲しみで一杯になつて...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...風薫る根岸へやってきました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江戸は青葉の風薫る頃となりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...紫の我が世の恋の朝ぼらけもろての上の春風薫る久しくあこがれてゐた恋がいま成就しようとしてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...運動場の周囲の青葉には清新な香の満ちてゐる風薫る頃でした...
牧野信一 「初夏」
...薫風やともしたてかねつ厳島(いつくしま)「風薫る」とは俳句の普通に用いるところなれどしか言いては「薫る」の意強くなりて句を成しがたし...
正岡子規 「俳人蕪村」
...薫風やともしたてかねつ厳島(いつくしま)「風薫る」とは俳句の普通に用ゐる所なれど爾(し)か言ひては「薫る」の意強くなりて句を成しがたし...
正岡子規 「俳人蕪村」
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