...ランプのまはりには米つき虫や風船虫が切りに飛びまはつてゐて...
牧野信一 「魚籃坂にて」
...灯火のまはりには無数の風船虫が群れ集ふてゐます...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
...それは風船虫と称ばれる昆虫類である...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
...風船虫の群はまるで大鯨に呑まれる小魚のやうに...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
...風船虫程の大きさの小蛍――そんなのが折々流れの向ひ側でアッケなく明滅するのを瞥見したゞけで...
牧野信一 「籔のほとり」
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