...露伴さんの風流仏などは...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...五 『新著百種』――薄倖の作家北村三唖と天才露伴の『風流仏』硯友社の世間に乗出したのは『我楽多文庫』であったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...『新著百種』は薄命なる才人三唖を暗黒なる生涯に送り出すと同時に天才露伴の『風流仏(ふうりゅうぶつ)』を開眼して赫灼(かくしゃく)たる前途を耀(かがや)かした...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...雄大なる詩想の群を挺(ぬき)んずるを認められたのは『風流仏』であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...露伴の『風流仏』は千里漠々(ばくばく)たる広野に彷徨して黄昏(たそが)れる時...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...硯友社員に非(あら)ざる露伴の『風流仏』を紹介したのは『新著百種』の最も大なる貢献であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...露伴の名をして一躍芸壇の王座を争うまでに重からしめたのは『風流仏』であった...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...『風流仏』を読んだ時は読終って暫らくは恍然として珠運と一緒に五色の雲の中に漂うているような心地がした...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...『風流仏』や『一口剣』の創作旺盛時代から自然を愛する年配になり...
野村胡堂 「胡堂百話」
...幸田露伴の「五重の塔」や「風流仏(ふうりゅうぶつ)」に...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...露伴の「風流仏」というのでは...
宮本百合子 「「現代日本小説大系」刊行委員会への希望」
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