...美しい人の疲れたのはまた風情のあるものですが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...「鶉の鳴声はなか/\風情のあるものぢや...
薄田泣菫 「茶話」
...なかなか風情のある家が目についた...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...高山も山間に珍しい風情のある都会だということだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...太夫が客の前へ坐つて裲襠をすつと脱ぐ處は風情のあるものだと河井さんはいつた...
長塚節 「菜の花」
...あけびの実はなかなかに風情のあるものであるから...
牧野富太郎 「アケビ」
...その尾花が風に吹かれて靡いている姿は中々に風情のあるものと一般に相場が極っているが...
牧野富太郎 「植物記」
...特に風情のあるものもあったりして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...○相思樹の老樹なかなか風情のあるものだな...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...松島を壓するといふ位風情のある景色であつたやうですが...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...単純ながらも風情のある配合である...
柳田国男 「雪国の春」
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