...風寒を受けると、熱が出ることがある...
...風寒による風邪を引いてしまった...
...外に出るときは、風寒対策が必要です...
...小さな子供は風寒にかかりやすいので、注意が必要です...
...早めに風寒を治療しないと、症状が悪化することもあります...
...まして、風寒くして、路伴なきに於てをや...
大町桂月 「赤城山」
...風寒ければ、汽車の窓は開かず...
大町桂月 「親馬鹿の旅」
...晩に及びて、雨ふり、風寒し...
大町桂月 「國府臺」
...路は惡るし、風寒し...
大町桂月 「春の郊外」
...風寒き冬の朝なり...
大町桂月 「房州紀行」
...衣(ころも)を返す風寒からず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...今宵、風寒く、身の置きどころなし...
太宰治 「もの思う葦」
...戸の外に西風寒く吹く...
田山花袋 「田舎教師」
...故に風寒暑湿に侵され一...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...風寒からず...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...北風寒し...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...風寒く、落葉たり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...嘗(かつ)て或る人に斯く申し候処其人が「川風寒く千鳥鳴くなり」の歌は如何にやと申され閉口致候...
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...月苦風寒狐叫処...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...高館に登りて見れば小糠雨烟りて寒く朽ちかけし家のほとりの高き木に鳴く蝉かなし苔かほる古き木に倚りその昔の人をしのべど木々に吹く風も寂しく消えて行く思ひ儚し遠山の淡くけむりて北上は北の果よりその昔の夢を語らずうね/\とうねりて流る故郷を遠くはなれて旅に見る夢跡かなし生ひ繁る草木の緑高館に吹く風寒し...
森川義信 「高館」
...いたずらに山風寒いのみで...
吉川英治 「私本太平記」
...遠く来つ友もはるけく出でて来て此処に相逢ひぬ笑みて言(こと)なく無事なりき我にも事の無かりきと相逢ひて言ふその喜びを酒のみの我等がいのち露霜の消(け)やすきものを逢はでをられぬ湖(うみ)べりの宿屋の二階寒けれや見るみずうみの寒きごとくに隙間洩る木枯の風寒くして酒の匂ひぞ部屋に揺れたつ十一月二日...
若山牧水 「木枯紀行」
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