...風寒を受けると、熱が出ることがある...
...風寒による風邪を引いてしまった...
...外に出るときは、風寒対策が必要です...
...小さな子供は風寒にかかりやすいので、注意が必要です...
...早めに風寒を治療しないと、症状が悪化することもあります...
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...殺気を籠めて風寒く...
泉鏡花 「海城発電」
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伊藤左千夫 「紅葉」
...まして、風寒くして、路伴なきに於てをや...
大町桂月 「赤城山」
...晩に及びて、雨ふり、風寒し...
大町桂月 「國府臺」
...衣(ころも)を返す風寒からず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...風寒からず...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...風寒し...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...午後より雨ふり出して風寒し...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...雨ふりて風寒し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...雨晴れしが風寒し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...風寒からず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...私という人間は、また、そうした祖母の教訓をうけながら、利にうとく、空手でものごとをはじめる、赤ン坊のような勇気? 時折自ら苦笑する、『女人芸術』にしてからが、この祖母の諭(いまし)めを服用していたならば、秋風寒しなんて、しなびはしないであろうに――祖母は十九で自己を建設のために遠く出て来た人、私は時代の激しい潮流に押流された江戸人の、残物の、アブクのようなものをうけて生れて来て、文学をよく知らずに、文学でお金をもらうことを覚えた不覚者、そこの相違である...
長谷川時雨 「西川小りん」
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正岡子規 「墨汁一滴」
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正岡子規 「墨汁一滴」
...いたずらに山風寒いのみで...
吉川英治 「私本太平記」
...遠く来つ友もはるけく出でて来て此処に相逢ひぬ笑みて言(こと)なく無事なりき我にも事の無かりきと相逢ひて言ふその喜びを酒のみの我等がいのち露霜の消(け)やすきものを逢はでをられぬ湖(うみ)べりの宿屋の二階寒けれや見るみずうみの寒きごとくに隙間洩る木枯の風寒くして酒の匂ひぞ部屋に揺れたつ十一月二日...
若山牧水 「木枯紀行」
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