...まったく風変わりな異様な角度のものであった...
江戸川乱歩 「影男」
...海上の密談影男は小説家佐川春泥として小説執筆のための風変わりな書斎を建築したばかりであった...
江戸川乱歩 「影男」
...食いしんぼうのレコード保有者でも少し風変わりなのは...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...彼女は狂気に近い風変わりな性質でありながら明晰(めいせき)な精神を失わないと同様に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...でもジョルジュは彼の風変わりなことを知っていたので放っておいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これらは最大の知的な不毛性と風変わりな空想の不可思議な融合と関係し...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...この根拠の無い混同(一般的体系)と風変わりな見解(哲学的体系)から...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...普通ではない風変わりなことよりも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その中で最も風変わりなものを拾ってみると...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...この格好なら招待客は自分をお人好しの風変わりな人物...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...「藁の中にこの風変わりなマッチ箱を見つけましてね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ここではどの虫も耳のそばへとまって鳴くような風変わりな情趣だと源氏が思うのも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...風変わりな酔狂者(すいきょうもの)と誤解されるのも構わずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんな風変わりな交情がここにだけ見られるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...風変わりな性格がうかがわれた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この人を一生風変わりな愛人と思おうとした考えも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...よくよくの好意がなければこれほどまでにできるものではないと内大臣はありがたくも思いながらまた風変わりなことに出あっている気もした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私はいくつかの非常に風変わりな音節を呟いた――いかなる人間の会話とも関連のない音節だ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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