...頗(すこぶ)る風変りなものだった...
海野十三 「奇賊は支払う」
...こういう風変りな仕事をおっ始めたわけは...
海野十三 「奇賊悲願」
...だが風変りだけに...
海野十三 「深夜の市長」
...速水(はやみ)のような風変りの街の科学者を駆使し...
海野十三 「深夜の市長」
...しかも少々風変りな友達にめぐまれていた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...おたがいの風変りな風体(ふうてい)をあざ笑っている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...風変りな小さいつやつやした縮れた亜麻色の仮髪(かつら)をかぶっていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ちょっと風変りです...
豊島与志雄 「白い朝」
...この風変りな一人歩きの女の人も...
中里介山 「大菩薩峠」
...……小さなトランクひとつ持たない風変りな旅行者の一種独特な旅愁...
堀辰雄 「旅の絵」
...丁度画探しの画のようで横顔がやや逆さになって見えるのは少し風変りの顔だ...
正岡子規 「ランプの影」
...もうやりすぎで風変りなのだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...それからちっと風変りな人間になってしまったのです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...一つの風変りな形で...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...十三日は(二月)すこし風変りな誕生日をしとうございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いかにも可愛い男の児という感じに満ちていて、すこし風変りな、すこしせっかちらしいくりくり元気な様子は、何とも云えず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...近所には芋繁などという風変りな文学好きがいたし...
柳田国男 「故郷七十年」
...「望楼の通夜(つや)は風変りじゃ...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索