...とうてい現代の記念碑に多く見うけられる風変りな姿態や...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...これはなんという風変りな部屋だろう...
海野十三 「深夜の市長」
...その家は殊更(ことさら)風変りだった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...この「友達の接吻」と云う風変りな挨拶(あいさつ)の仕方...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...食塩入れに砂糖を、砂糖入れに食塩を入れるような、風変りな趣味が、もっと他にもありはしないかと彼は料理屋の中を見まわした...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...その合間々々が風変りにも同じく細長い腰低の姿見張りになっているので...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...確かに大分風変りな犯罪であることが段々明らかになって来るようである...
戸坂潤 「社会時評」
...そういう風変りの性質こそかえって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...上に塔の五つ並んでいる風変りの戸棚の中に...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...私の風変りな旅行癖を満足させ得る...
萩原朔太郎 「猫町」
...「風変りな人間でね...
林芙美子 「浮雲」
...いささか風変りな物語の序文にしようとしているだけである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...彼の風変りな外貌から察せられそうな...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...この短篇集は私にとってもすこし風変りな集となった...
宮本百合子 「あとがき(『朝の風』)」
...いくらか風変りな曲線をつけられたところを...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どちらかというと風変りなテーマです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...鐘型(つりがねがた)の風変りなもので...
夢野久作 「人の顔」
...さても風変りな公卿を見るものかな...
吉川英治 「私本太平記」
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