例文・使い方一覧でみる「風に」の意味
スポンサーリンク...時々風に揺（ゆ）れる後（うし）ろの常磐木... 
芥川龍之介 「浅草公園」
...芝浦にも富士が作られるという風に...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...同じ人間で、風に吹かれ乍ら、三人は又三人で、勝手な所を見て勝手なことを考へて居る...
石川啄木 「漂泊」
...春の風には百日咳（ひゃくにちぜき）の黴菌（ばいきん）が何十万...
太宰治 「人間失格」
...あゝいふ風に、すつかり世離れて恋にのみ生きるといふのも好いね？』『……』Ｂは何も言ふことは出来なかつた...
田山録弥 「島からの帰途」
...やがて夕風に誘われるように...
外村繁 「日を愛しむ」
...電子を野球の球のようなものが極度に小さくなったものという風に思い込んでいたことにあるのであろう...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...どういふ風にしてだか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...吹きつける風に申しわけのような波を立て...
本庄陸男 「石狩川」
...その風に押しこくられて幾らか方角が異（ちが）ったような気がした...
本庄陸男 「石狩川」
...呼べば直ちに応へる――といふ風には...
牧野信一 「Ｒ漁場と都の酒場で」
...小学読本を浚（さら）えるとては必ず得手（えて）と蟹（かに）という風に猴の字を得手と読み居る...
南方熊楠 「十二支考」
...やったことは低いには低くても卑劣と云い切れるものでないという風になるらしい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんな風にして動いている私のふところの中には...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...」をばさんはいつもこんな風に...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...こんな風に考へざることを得ないのは...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...こんな風に音をさせて光らせましょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...疾風にもまれていたが...
吉川英治 「三国志」
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