例文・使い方一覧でみる「顫」の意味


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...この丸で動かないように見えている全体が、引き吊るように、ぶるぶるとえ、ぴくぴくと引き附けているのである...   この丸で動かないように見えている全体が、引き吊るように、ぶるぶると顫え、ぴくぴくと引き附けているのであるの読み方
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」

...亀縮(かじか)むだ手を出して(ふる)へてゐた...   亀縮むだ手を出して顫へてゐたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...寒気(さむけ)がして(ふる)いが来ると云うのは...   寒気がして顫いが来ると云うのはの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...肉體中(からだぢゅう)が動(ふるへ)るわい...   肉體中が顫動るわいの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...寛(くつろ)げた寝衣(ねまき)の胸に吹き入るしぶきに身(みぶる)いをしてふと台場の方を見ると...   寛げた寝衣の胸に吹き入るしぶきに身顫いをしてふと台場の方を見るとの読み方
寺田寅彦 「嵐」

...ぶるぶる両手をわしながら「これっ...   ぶるぶる両手を顫わしながら「これっの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...どうしても自分が狂者としてしか扱われないことを知ると叔孫は衰え切った身体をわせて号泣する...   どうしても自分が狂者としてしか扱われないことを知ると叔孫は衰え切った身体を顫わせて号泣するの読み方
中島敦 「牛人」

...彼は身ひし、そして怖い物見たさのやうにもう一度それを見た...   彼は身顫ひし、そして怖い物見たさのやうにもう一度それを見たの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...湯に入つてへたものは古往今來澤山あるまいと思ふ...   湯に入つて顫へたものは古往今來澤山あるまいと思ふの読み方
夏目漱石 「京に着ける夕」

...その声は(ふる)えている...   その声は顫えているの読み方
夏目漱石 「倫敦塔」

...「昨夜殺されましたよ」手代はぞつと身をはせます...   「昨夜殺されましたよ」手代はぞつと身を顫はせますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...唯もうへ上がつてしまひましたが...   唯もう顫へ上がつてしまひましたがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...恐ろしい予感にゾッと身内の(ふる)えを感じないわけには行きません...   恐ろしい予感にゾッと身内の顫えを感じないわけには行きませんの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...怪しくへを帯びた声で喚きざま...   怪しく顫へを帯びた声で喚きざまの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...声を(ふる)わせて言った...   声を顫わせて言ったの読み方
堀辰雄 「曠野」

...パンを! スクラム!スクラム!一九三五年おれは―――毎日のように鞭でひっぱたかれる機械の音と荷物をうけわたす徒刑囚の退屈な懸け声と革紐で吊し上げられる囚徒の悲鳴と―――銃声とそして―――瞬間!殺戮の叫喚と混乱を聞き番号と重監禁の札をぶったつけられた独房の扉をおれは破れるばかりに叩きはじめた―――その時!突然...   パンを! スクラム!スクラム!一九三五年おれは―――毎日のように鞭でひっぱたかれる機械の顫音と荷物をうけわたす徒刑囚の退屈な懸け声と革紐で吊し上げられる囚徒の悲鳴と―――銃声とそして―――瞬間!殺戮の叫喚と混乱を聞き番号と重監禁の札をぶったつけられた独房の扉をおれは破れるばかりに叩きはじめた―――その時!突然の読み方
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」

...煙草を持っている指先のえを見せまいとして...   煙草を持っている指先の顫えを見せまいとしての読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...あの人の手のひらがあいつの首の下のあたりでわなわなとえていた...   あの人の手のひらがあいつの首の下のあたりでわなわなと顫えていたの読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「顫」の読みかた

「顫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「顫」

「顫」の英語の意味


ランダム例文:
しぐれる   取付き   歯朶類  

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