...従来の道義や人情を顧みては居られぬ様な世の中に成り行くものと思はねばならぬ...
丘浅次郎 「人類の将来」
...興去れば路傍の花の如く顧みなくなる...
辰野隆 「書狼書豚」
...十四歳になって両親は顧秀才(こしゅうさい)の所へ売って妾にした...
田中貢太郎 「続黄梁」
...岩上に盤踞(ばんきよ)して四顧すること多時(たじ)...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...これを売っている露店商は特製特大の赤ん坊の頭ぐらいのを空に向けてジャンボンジャンボンと盛んに不思議な騒音を空中に飛散させて顧客を呼んだものである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...殆んど全く顧みられていない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...他のあらゆる女に一顧も与えないことを説く方が...
豊島与志雄 「明日」
...他を一切顧ることなく...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...中村は笑いながら澄子の方を顧みた...
豊島与志雄 「変な男」
...悪漢どもの捕虜を顧みた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自己又は他人の経過した現実を顧みて...
夏目漱石 「文芸とヒロイツク」
...また彼の議論も今より顧(かえり)みれば正当であったが...
新渡戸稲造 「自警録」
...番頭を刺して逆(ぎやく)に飛び込む隙はない筈だ」「――」平次は顧みて他を言ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父の顧問弁護士フレミング氏から情報をもらいました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...顧客の一人にあなたの逮捕状を請求させるのは難しくありません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...美は簡単なりといふ古来の標準も棄てて顧(かえりみ)ず...
正岡子規 「俳人蕪村」
...恩顧(おんこ)のある入道相国から託された自分の任務であったと思い直して...
吉川英治 「源頼朝」
...(太閤御恩顧のため)という旗じるしの下(もと)に集まろうという牢人が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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