...彼女との類例を挙げて説明した...
...類例を見つけるのに苦労した...
...彼は類例を使って論文を書いた...
...この問題には類例を使って解決できる...
...彼は類例を引用しながら話を進めた...
...他にも類例が多いのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...恐らく幼時の類例のない印象が...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...世界の近世史に於てもかくの如きことはほとんど他に類例がないので...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...其処(そこ)に従来類例無き凄壮なる争覇戦が起り...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...今まではあまり類例のなかった私たちの如(ごと)き夫婦関係も...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...おもしろいというだけではなくて世界にまだ類例のない新しい芸術ができるであろうということである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...この頃流行するわが国の国粋哲学――だが之も亦実は国際現象としてのファシズム哲学の一類例に外ならないのだが――は...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...本研究室の如く之を全国的且つ全般的に行ないたるものは欧米諸国を通じて他に類例を見ないのである」云々...
戸坂潤 「読書法」
...世界に類例のない滑稽な姿で...
中井正一 「大衆の知恵」
...講談としては已に鬼神(きじん)お松(まつ)其他(そのた)に多くの類例を挙げ得るであらう...
永井荷風 「虫干」
...ちょっと類例の少ない特殊の美しさをもっている...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...余り他国に類例がないので資料としても珍重すべきものである...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...君は君の友として選んだ一詩人が実に類例のない恐ろしい罪人であつた事を以上の記述に依つて発見するであらう...
村山槐多 「悪魔の舌」
...五万分一図の中にも多くの類例を認めるがこの附近の各郡には広コウゲという字名が多く...
柳田國男 「地名の研究」
...そういう類例は正月にもあって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...今は単に一二の類例を挙げて置くに止めるが...
柳田国男 「山の人生」
...これもいくつかの類例が保存せられてあるが...
柳田国男 「山の人生」
...従って他所の類例を捜す熱意と...
柳田國男 「和州地名談」
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