...世界に類のない面である...
野口米次郎 「能楽論」
...情熱の大洪水を浴せた「力の芸術」の物凄(ものすさ)まじさは後にも前にも比類のないものである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一寸類のないものです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全く比類のない変ったものだったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日本には類のない薬で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...類のないことだったので...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...ちょっと類のない腑抜声(ふぬけごえ)だから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一寸類のない演出のつもりである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あらゆる基督教国の歴史に類のない幸福な国であった...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...ロマン・ローランの「ジャン・クリストフ」もそういう文学として世界にあまり類のない作品である...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...類のないお人よしの...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...瞳といふものの圓みが人間の持つてゐる比類のない涯(はて)しない...
室生犀星 「はるあはれ」
...グレシアなどに類のない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...たとえば弥勒二年というような類のない私年号なども...
柳田国男 「海上の道」
...「貴女(あなた)のような類のない婦人が...
山本周五郎 「陽気な客」
...あの葉は他に類のないものだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...堅い岩盤であったにも拘らずそれを比類のない速さでやってのけたピーボディの装置...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...唐招提寺金堂のあの比類のない美しい調和を持つた姿を...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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