...御世(みよ)ごとに志摩(しま)の國から魚類の貢物(みつぎもの)を獻(たてまつ)る時に猿女の君等に下(くだ)されるのです...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...ただすべてかれらの生涯と仕事とによって人類の祝福である人々に対して正当なあつかいを要求するだけである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...不思議なことにはこういう種類の決闘は法律で禁じられていない...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...この分類の致命傷でなくてはならぬ...
戸坂潤 「科学方法論」
...一般に分類の最初の動機は恐らく...
戸坂潤 「科学方法論」
...うちの大切な親類のミウーソフさん」「僕はあなたと親類でもないし...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...大臣はその書類の存在さえ知らないが...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...他藩にもちょっと類のないほど宏壮な建物で...
中里介山 「大菩薩峠」
...格闘としては古今無類の純粋な格闘に相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...劒の教義が人類の大多數を支配してゐることはかくの如くである...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「劒の教義」
...さういふ種類の感想は他人(ひと)に向つては慎しまふと念じてゐた筈だ...
牧野信一 「素書」
...同じ種類の最初の衝動に釣り合った情熱で恋しているのは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...だが三つの種類の人間があるのでなく...
三木清 「日記と自叙伝」
...はた又当節のハクニーや或る類の狗の如く...
柳田國男 「どら猫観察記」
...ただもう震え上ってしまいまして……」半三郎は無類の親思いらしく...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...或る種類のものは盛んに使用される...
夢野久作 「能とは何か」
...もう役所の奥の書類のつまっている一棟が完全に火の中にあったのである...
吉川英治 「親鸞」
...同一量の労働によって同一種類の他の鉱山の大部分から得られ得る所のもの以上であるか以下であるかに従って...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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