...かくてぞ人のくらいは類いなきしるしなるらん...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...類い希な作曲家でもあった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...アメリカの映画俳優に手紙を送ったりする類いの恋愛心理である...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...そこらに象か竜属の類いがいるのは...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その陰影がこの像の世にも類いない慈顔温容となっているのである...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...狐狸(こり)の仕業という類いかもわかりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大部分感知できないような類いの内省を習慣によって観念に付け加える...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...おなじみの親しい類いのものであり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...根も葉もない流言蜚語といった類いの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...卑劣な悪党の類いで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...河川泥棒とか砂糖密輸業者の類いであり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...私が追っているのはそんな類いの男です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...管理人が吸う類いのものじゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...そいつに掴みかかって行くと言った類いだろうな...
三好十郎 「好日」
...椀や皿小鉢の類いである...
山本周五郎 「青べか物語」
...こういう類いの問題について後年...
山本周五郎 「青べか物語」
...主としてそんな類いの情報であった...
山本周五郎 「青べか物語」
...三ツ目小僧や南蛮(なんばん)渡りの鳥類の類いが珍らしいという意味ではない...
吉川英治 「剣難女難」
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