...御屋形の御客に御出でになる上(うえ)つ方(がた)の御顔ぶれで...
芥川龍之介 「邪宗門」
...久米という顔ぶれである...
芥川龍之介 「葬儀記」
...そこでこれに乗組む人の顔ぶれが問題になった...
海野十三 「月世界探険記」
...世人がこの顔ぶれによって少壮内閣と称し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...デズディモーナはジョイス・ブランド等の顔ぶれで...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...どうもそういう顔ぶれみたら気が重くなって行きませんでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...顔ぶれはどういうのかその選びかたが分らないみたいです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...きょうは珍しい顔ぶれで多賀子と冨美子をつれて達ちゃんに会いに来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いつ頃かわからないがその留守で女一人の暮しが立たないから男を作ったというのでもない他にも二三人きまった顔ぶれの男が通って来るようで亭主というのも...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...その多角・多彩的な顔ぶれを回想すれば...
山本実彦 「十五年」
...――その夜も同じような顔ぶれだったろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...蜂谷六左衛門に伊東七十郎という顔ぶれで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...顔ぶれが変って話す相手もなく...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「審問に当った顔ぶれと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...佐々木道誉などの顔ぶれが加わっている...
吉川英治 「私本太平記」
...医師の道三(どうさん)がお詰(つめ)という顔ぶれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...最後の日まで残ったこの顔ぶれを見ると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...伊予道雅などといった顔ぶれだ...
吉川英治 「平の将門」
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