...内田は日ごろの自分を忘れたように甘々(あまあま)しい顔つきをした...
有島武郎 「或る女」
...しらじらしい顔つきをして...
有島武郎 「星座」
...あの顔つきを見れば見るほど...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...なんともいえず晴れやかな甘(あま)い顔つきで...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...細君の品物を選(よ)り分ける顔つきや挙動や...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...それらの証言を例のびっくりしたような顔つきで聞いていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第一女の方で男を待ち合わしていたのですから」「はあ」田口はちょっと思いも寄らぬという顔つきをしたが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...そして呆れ返った顔つきで...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...少し気むずかしい顔つきをして節子の容態をかなり細かに私に説明して呉れた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...そんなに自分の顔つきが白々しいものとは考へられもしなかつた...
牧野信一 「病状」
...ぼやっとした顔つきをしながら...
水野葉舟 「遠野へ」
...痩せた不健康な顔つきは...
山本周五郎 「季節のない街」
...「もちろん万三郎さまのことよ」「――万三郎さまですって」「どこにいらっしゃるの」つなはしんけんな顔つきで...
山本周五郎 「風流太平記」
...突込んで云えばおせんは顔つきまで変った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...笛以外何ものも知らない顔つきでした...
吉川英治 「江戸三国志」
...縹渺(ひょうびょう)とにじみ出たその顔つきが...
吉川英治 「私本太平記」
...「喰べる?」乙若はもう自分の欲望は足りた顔つきで...
吉川英治 「源頼朝」
...不思議でならない顔つきであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
