...額田部(ぬかたべ)の湯坐(ゆゑ)の連(むらじ)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...日名照額田毘道男伊許知邇(ひなてりぬかたびちをいこちに)の神八に娶ひて生みませる子...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...凡川内(おおしこうち)の國の造・額田(ぬかた)部の湯坐(ゆえ)の連・木の國の造・倭(やまと)の田中の直(あたえ)・山代(やましろ)の國の造・ウマクタの國の造・道ノシリキベの國の造・スハの國の造・倭のアムチの造・高市(たけち)の縣主・蒲生(かもう)の稻寸(いなき)・三枝部(さきくさべ)の造たちの祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...余は之を三河國額田郡位賀郷即ち今の岡崎地方...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...遂に三河国額田郡伊田村の獅子舞塚の如く...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...昔のえらい額田(ぬかだ)なにがしと云う女のひとがうたった歌も出鱈目(でたらめ)なのであろうか……...
林芙美子 「新版 放浪記」
...最初のものは額田の女王の 君待つと吾が恋ひをれば吾が宿の簾動かし秋の風吹く で之はよろしい...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...額田王歌秋の野のみ草刈り葺きやどれりし宇治の宮子の假庵しおもほゆ「みやこ」といふ事に就きて兼ねて論あり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...額田王歌熟田津(ニギタヅ)に船乘(フナノリ)せむと月待てば潮もかなひぬ今はこぎいでな伊豫の熟田津より西國に行幸ある時の歌なるべしと...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...天皇詔内大臣藤原朝臣競憐春山萬花之艶秋山千葉之彩時額田王以歌判之歌冬ごもり春さりくれば...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...ヅクボシ 三河額田(ぬかた)郡ヅクンボウシ 同宝飯(ほい)郡ヅクンボ 遠江袋井その他ツクボウシ 信濃下伊那郡ヅクンボーシ 同 諏訪郡即ち何でもない差別のようだが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...額田(ぬかだ)さまの御夫婦は仲のいいことで評判です」とゆきをは云った...
山本周五郎 「薊」
...……たれか岩松の許へ、かくかくと、報じておけ」そのほか、新田ノ庄の郷々(さとざと)に散在していて、ここには居合さなかった大胡(おおご)、額田(ぬかだ)、一ノ井、細谷、綿打、横瀬、堤などの一族へもこの場からすぐおなじ旨をおびた使いが立って行った...
吉川英治 「私本太平記」
...額田などの同族たちが一瞬にあつまるにも生品明神がもっとも地の利であったなどの点も考えられる...
吉川英治 「私本太平記」
...額田為綱(ぬかだためつな)...
吉川英治 「私本太平記」
...総門外の額田為綱からも...
吉川英治 「私本太平記」
...この八部衆はもと額田部(ぬかたべ)寺の像であって西金堂に移した後毎年寺中に闕乱(けつらん)のことがあるため長承(崇徳(すとく))年中に本寺へ帰したはずだが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...もし額田姫と同人であるならば...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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