...――『ヘンリイ四世伝』と題する書物だった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...しかし私は数年前に「安積(あさか)源太夫聞書」と題する古い写本を読んだことがあり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「菜摘邨来由(なつみむららいゆ)」と題する巻物が一巻...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...例えば「女」という場合には「女」と題する一つの彫像みたいな具体的な個体を現わすのであって...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...」医学の哲理と題する他の一冊の書物に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わたくしはかつて『夏の町』と題する拙稾(せっこう)に明治三十年の頃には両国橋の下流本所(ほんじょ)御船倉(おふなぐら)の岸に浮洲(うきす)があって蘆荻のなお繁茂していたことを述べた...
永井荷風 「向嶋」
...すると編中には二十年前始て博文館から刊行した「あめりか物語」と題するものが収載せられていたので...
永井荷風 「申訳」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...『科学の芽生え』と題する小冊子として印刷に付した...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...妙子はモデル台の上に崩折れて「歎き」と題する塑像(そぞう)のように...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...私の自我像に題する言葉は...
原民喜 「死と愛と孤独」
...「改進主義を抱持する総べての国民に対する法典編纂の提議」(Codification Proposal addressed by Jeremy Bentham to All Nations professing Liberal Opinion.)と題する一書を著して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...「驢馬旅行」と題する本だから紳士は彼女を伴れて最後までこの旅を続けてゐるのだらう...
牧野信一 「読書と生活」
...『合衆国における生命蓋然率に関する諸観察』Observations on the Probability of Life in the United States. と題するバアトン氏の一文が載っているが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この人の作に『千代見草』と題する歌集もある...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...人のために画に題する詩の中で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また『吉野記』と題する一巻の記録があったなどと書いてあるのはおもしろいが...
柳田国男 「雪国の春」
...研究材料を集められる傍ら『キチガイ地獄外道祭文(げどうさいもん)』と題する小冊子を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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