...その懐に蔵してゐた幾顆(いくくわ)の蜜柑を窓から投げて...
芥川龍之介 「蜜柑」
...一顆(いつくわ)の智玉...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...しかしこの方からは一顆(か)の養殖真珠も出てこなかった...
海野十三 「軍用鼠」
...私は一顆の栗一顆の小なしを茶の間の卓上に置いてをいた...
小穴隆一 「一顆の栗一顆の小なし」
...それら一顆の物は二つとも箪笥の上にあつた...
小穴隆一 「一顆の栗一顆の小なし」
...顆粒の直径が〇・〇〇〇八ミリメートルあるとか書いてあるが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...大顆(おほつぶ)の実が一つ...
薄田泣菫 「独楽園」
...このローマの宿の一顆(いっか)の柿の郷土的味覚はいまだに忘れ難いものの一つである...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...お庄は銀貨を一顆(ひとつぶ)紙に捻(ひね)って...
徳田秋声 「足迹」
...」と蜻蛉(とんぼ)の眼顆(めだま)のように頭を光らせながら...
徳田秋声 「新世帯」
...顆粒説(Krner-Granular-theorie)・網状説(Netz-Gersttheorie)・縷糸説(Faden-Mitomtheorie)・縷糸顆粒説(Filogranulartheorie)・窩泡説・等々...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...これは持って行こうともしなかったのです」「そのダイヤ百顆(ひゃっか)よりも...
野村胡堂 「天才兄妹」
...妻の亡父の所藏して居つた十幾顆の印は彼が廣東に在つた頃何かの革命の際急に所在をくらまさなければならなかつた支那の某大官が纔かな金で彼に讓つていつた品ださうで...
堀辰雄 「我思古人」
...ここにはあらゆる種顆の人達が見られるのである...
堀辰雄 「眠れる人」
...顆粒大ニシテ久キヲ経テ色黄黒ナル者是レ食茱萸ナリト...
牧野富太郎 「植物記」
...植鳥羽三四葉於顆上...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「はてな? ……これは尋常の印顆(いんか)ではないが」と...
吉川英治 「三国志」
...思わず、四顆(よつぶ)、五つ顆...
吉川英治 「親鸞」
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