...件(くだん)の鼠青絹玉顆(せいけんぎょくか)を捧(ささ)げて...
巌谷小波 「こがね丸」
...一顆(いつくわ)の智玉...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...私は一顆の栗一顆の小なしを茶の間の卓上に置いてをいた...
小穴隆一 「一顆の栗一顆の小なし」
...一顆の栗と一顆の小なしはそのまゝに...
小穴隆一 「一顆の栗一顆の小なし」
...」と蜻蛉(とんぼ)の眼顆(めだま)のように頭を光らせながら...
徳田秋声 「新世帯」
...顆粒説(Krner-Granular-theorie)・網状説(Netz-Gersttheorie)・縷糸説(Faden-Mitomtheorie)・縷糸顆粒説(Filogranulartheorie)・窩泡説・等々...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...その上の一節には次の数顆が既に成長している...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...血液疾患中の顆粒細胞欠乏症に酷似しているのに気づき...
永井隆 「長崎の鐘」
...南の方のおかたにはこの涼しい一顆の梨をさしあげるでございませう...
仲村渠 「果物屋の広告文」
...漱石の俳句の中に寅彦桂浜の石数十顆を送る涼しさや石握り見る掌という句がある...
中谷宇吉郎 「桂浜」
...むき出しに並べた十顆(じっか)のダイヤ...
野村胡堂 「天才兄妹」
...冬にはなお凍、顆冬、鑚冬などの別名がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『本草綱目啓蒙』栗の条下に「江州ニ一毬ニ七顆アルアリ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
......
三好達治 「山果集」
...数顆を買ひ、水漿(すゐしやう)に代て渇を医す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...銅仏一躯(いっく)と六方印(ろくほういん)一顆(いっか)とであった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...彼の用いている印顆(いんか)の文――天下布武――その理想への下準備である...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康はこれを百顆(か)ほど分けて...
吉川英治 「新書太閤記」
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