...そこにあった頼信紙へ...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...彼は窓口に頼信紙(らいしんし)を差出した...
梅崎春生 「幻化」
...看護婦が頼信紙(らいしんし)を手にして廊下を歩いていると...
海野十三 「蠅男」
...田舎の家にあてて頼信紙に書きしたためながら...
太宰治 「兄たち」
...頼信紙をもらい受けて...
太宰治 「黄村先生言行録」
...私はそのあたりから頼信紙をとり出して...
近松秋江 「黒髪」
...頼信紙をとつて、彼は先づ、「シケイヲセンコクサレタ」と書いた...
平出修 「逆徒」
...十枚ばかりの頼信紙を出しているところであった...
平林初之輔 「頭と足」
...あとからあとからと頼信紙へ同文の電文をつけている様子だった...
平林初之輔 「頭と足」
...船室給仕(キャビン・スチスアート)の一人があわただしく飛び込んで来て一枚の頼信紙を差し出した...
牧逸馬 「運命のSOS」
...頼信紙に書きまでしたが...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...若し通ずる樣になつたら早速これを頼みますと頼信紙を頼んでおいて...
若山牧水 「樹木とその葉」
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