...僅(わずか)に残れる廻転式磁石を頼りとして...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...これを手頼りとして何處までも昇つて行く...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...農商務省などを頼りとしているんじゃない」とはげしく反駁された...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私を何より頼りとしている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そしてルーサンを頼りとして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...善良な彼女は息子(むすこ)の手紙を非常に頼りとしていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の良識だけを頼りとしている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...弱くはあったがその一枝を頼りとしてつかまえたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...御互同志を頼りとして暮らしていた...
夏目漱石 「門」
...「北里夜話三題」中の医者の代診とのみ信じてその客を頼りとしてゐた遊女が...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...いずれも自分の雄弁を大きな頼りとして...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...独自の史観と空想を力に文芸の火を頼りとして...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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