...我と同感の人と頼もしく近寄れば...
饗庭篁村 「良夜」
...これじゃ頼もしくないと思って...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...要するに頼もしくない後輩に相違がないのだから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...何事もただ明るく快く頼もしくのみ見えるその底からふっと悲しいものが胸をえぐってわき出る事があった...
有島武郎 「或る女」
...音響砲は頼もしくも...
海野十三 「宇宙戦隊」
...お嬢さんの命(いのち)にかかわるようなことは断じてありません」明智が頼もしくなぐさめても...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...それが何より頼もしく思はれた...
太宰治 「郷愁」
...頼もしくもあり不安でもあった...
徳田秋声 「縮図」
...いよいよ益満が、軽輩を背負って立つ時が参った」益満が、三尺余りの長刀を撫して、柱に凭れて腕組しながら、こう云って笑っているのを見ると、七瀬も、綱手も、何んとなく、心丈夫であり、頼もしく思えた...
直木三十五 「南国太平記」
...頼もしくなってきたし...
直木三十五 「南国太平記」
...頼もしく見えるのは...
本庄陸男 「石狩川」
...怕い声も反つて頼もしく...
牧野信一 「円卓子での話」
...くすんだ色の半纏姿が頼もしく似合っている柳美館だった...
正岡容 「寄席」
...たびたびこうしてこちらへ上がっております誠意だけはわかっていただいているものと頼もしくは思っております」まじめに薫はこう言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うれしくも頼もしくも思った姉君の所で意外な障(さわ)りにあい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いよいよその風貌にも年輪(としわ)の威を加えてきたものとみな頼もしく見ていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...――たとえば海上をゆく大船を、これを陸(おか)から見るときは、ひどく頼もしく、あれに乗って、時勢の波を乗りきれば、至極大丈夫らしく、見ゆるものじゃが、さて、それに乗って、運命を共に約し、一身をあずけてみると、安泰どころか、なかなか心もゆるせなくなる...
吉川英治 「新書太閤記」
...政治家として頼もしくない...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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