...かいがいしく頼もしい...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...画もよくお解りだから頼もしい...
薄田泣菫 「茶話」
...三十代四十代の男の頼もしい首すじ...
高村光太郎 「人の首」
...そう思うとウンラート教授のような物事を突き詰めて行くところまで行ってしまう人間も頼もしいような気がする...
寺田寅彦 「自由画稿」
...どうかするとお島に頼もしいような心を抱かしめた...
徳田秋声 「あらくれ」
...はたしてそんな人があるならば頼もしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...お若いに頼もしいことじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...慣れるとみんな無作法者ばかりです」「それも頼もしいことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...近頃こんな上手がでてきたのは頼もしい...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...「荒磯(あらいそ)かげに心苦しく存じました二葉(ふたば)の松もいよいよ頼もしい未来が思われます日に到達いたしましたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...話で聞けば頼もしいが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分として頼もしい女性と思われぬのはどうしたことであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...コロッと変った定九郎見せて皆の奴をアッと言わせて見せる」「まあ――」頼もしいその言葉...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...先日お助け下されたお女中でござったの」「まあ頼もしい...
吉川英治 「剣難女難」
...大層頼もしいご人態(にんてい)になりましたねえ」「はて...
吉川英治 「剣難女難」
...韓当(かんとう)などの頼もしい者もいた...
吉川英治 「三国志」
...(来ているな!)頼もしい気持で胸がいっぱいになる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...待っておれ」「頼もしい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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