例文・使い方一覧でみる「頷」の意味


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...私が再び(うなず)きながら...   私が再び頷きながらの読み方
芥川龍之介 「開化の良人」

...人間の社会的に生きて行くべき方法も(うなず)けるような気がして...   人間の社会的に生きて行くべき方法も頷けるような気がしての読み方
徳田秋声 「縮図」

...象山師これを(うなず)く」と...   象山師これを頷く」との読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...高木はお時儀をするようにいたのである...   高木はお時儀をするように頷いたのであるの読み方
豊島与志雄 「好人物」

...「家中に、紛擾(ふんじょう)が起きている」川北が、いた...   「家中に、紛擾が起きている」川北が、頷いたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...白い光を帯びた人ではありませぬか」「その通り」丹後守の無造作(むぞうさ)に(うなず)く時...   白い光を帯びた人ではありませぬか」「その通り」丹後守の無造作に頷く時の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「ええ?――君の……」女は默つていた...   「ええ?――君の……」女は默つて頷いたの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...向うから頻(しき)りに槇氏に対(むか)って(うなず)く顔があります...   向うから頻りに槇氏に対って頷く顔がありますの読み方
原民喜 「廃墟から」

...いかにもそれを確信しているように(うなず)きながら...   いかにもそれを確信しているように頷きながらの読み方
堀辰雄 「風立ちぬ」

...薬丹伝得杏林方」は蘭軒が贈つた詩の聯である...   薬丹伝得杏林方」は蘭軒が贈つた詩の頷聯であるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...満足そうに(うなず)いて云った...   満足そうに頷いて云ったの読み方
山本周五郎 「似而非物語」

...いつでも活けてあげられたのに」「そうだったな」といて...   いつでも活けてあげられたのに」「そうだったな」と頷いての読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...「それではあなたは来て頂いてもよいとお考えなのですね」「いいと思います」「鹿島がよろこぶだろう」新五兵衛はきながらそういった...   「それではあなたは来て頂いてもよいとお考えなのですね」「いいと思います」「鹿島がよろこぶだろう」新五兵衛は頷きながらそういったの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...わかるか」「はい」と宇乃はいた...   わかるか」「はい」と宇乃は頷いたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...「だいぶきびしいな」と七十郎は書状を巻いた、「このまえ諸家へ配ったものより、字句がずっと直截(ちょくせつ)で手きびしいようじゃないか」「それでもまだ遠慮してあるくらいだ」「米の買い占めというやつは事実なのか」「必要なら証人を呼びだすこともできる」七十郎は手酌で飲み、うんといて、十左を見た...   「だいぶきびしいな」と七十郎は書状を巻いた、「このまえ諸家へ配ったものより、字句がずっと直截で手きびしいようじゃないか」「それでもまだ遠慮してあるくらいだ」「米の買い占めというやつは事実なのか」「必要なら証人を呼びだすこともできる」七十郎は手酌で飲み、うんと頷いて、十左を見たの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...笑(え)み(うなず)いて...   笑み頷いての読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...そうだろう――というような秀吉の(うなず)き方(かた)であった...   そうだろう――というような秀吉の頷き方であったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...そいつを一つ巧くこっちの手に奪(と)り上げて口説いてみたら」「むむ! 一案だな」呉用が大きく(うなず)いた突嗟(とっさ)である...   そいつを一つ巧くこっちの手に奪り上げて口説いてみたら」「むむ! 一案だな」呉用が大きく頷いた突嗟であるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「頷」の読みかた

「頷」の書き方・書き順

いろんなフォントで「頷」

「頷」の英語の意味


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