...鬚(ひげ)長頴(ながかひ)の胸のうへ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...石碑に本居豐頴氏が神司の功勞をのべたる文をきざめり...
大町桂月 「春の郊外」
...私はここへも教会の縁故で矢島楫子女史からそのお弟子の藤村頴子女史に紹介をもらって行ったのであった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...この無花果の字面は明(みん)の汪頴(おうえい)の『食物本草(しょくもつほんぞう)』に初めて出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...苞状をなした一空頴は小穂より少しく長く...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...閉じるとその形が筆(ふで)の頴(ほ)の形をしていて捩(ねじ)れたたんでいる...
牧野富太郎 「植物知識」
...薩州の古譚を集めた倭文麻環に載せた頴娃郡仙田村の志多良踊の唄...
三田村鳶魚 「女順禮」
...十二月一日(消印) 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(新作帯地陳列会より「頴川陶象綴錦」の絵はがき)〕光子さんが動坂の絵をかくので一緒に来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...是日伊庭八郎秀頴(ひでさと)等は江刺を回復せむと欲して果さなかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「先是秀頴率遊撃隊在松前...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」秀頴は伊庭軍兵衛秀業(ひでなり)の長子である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後に星亨を刺した想太郎は秀頴の末弟である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「秀頴聞小太郎死...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秀頴在蓐...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...故郷の歌人私が記憶している土地の歌人に田崎五百頴(いほかい)という人があり...
柳田国男 「故郷七十年」
...この五百頴翁の歌も形の整ったものであったし...
柳田国男 「故郷七十年」
...魏続(ぎぞく)の二将はいちはやく汝頴(じょえい)地方へ軍を突き出して...
吉川英治 「三国志」
...筆法雋頴(けいえい)...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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