...頭重脚軽で買い物に行ってしまった...
...○同二十五日 蔵人頭重衡をして...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...僕は頭重うして立つ能(あた)はず...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...そして背が高くて頭重だから...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...九月三日「明日は出発せんと云ふに頭重く心地悪敷ければ片山医師の診察を乞ふに肺尖加答児(カタル)なりとの事なり...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...劇藥的な錠劑服用のあとで頭重く...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...曙覧の歌は多くこの頭重脚軽(とうじゅうきゃくけい)の病あり...
正岡子規 「曙覧の歌」
...羊腸(つづらおり)ありともしらで人のせに負(おわ)れて秋の山ふみをしつこれも頭重脚軽なり...
正岡子規 「曙覧の歌」
...『万葉』にこの頭重脚軽の病なきはもちろん...
正岡子規 「曙覧の歌」
...『カルメン』と徳川時代にカムチャツカまで漂流しておどろくべき沈勇で善処して来た船頭重吉の太平洋漂流記というのが非常に面白く立派だったので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昨夜は五度起こされて、頭重きままに、濡れた竹の皮の草履をはいてこの高みに立つた...
横光利一 「寢たらぬ日記」
...くもり日は頭重かるわが癖のけふも出で來て歩む松原三月××日千本松原を詠んだなかの一首に斯んな歌があつたが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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