...頭山満家の名を××して右翼思想団体を自称する××会の幹部某を紹介して...
戸坂潤 「社会時評」
...頭山満(とうやまみつる)翁の逸話といったら恐らく...
夢野久作 「近世快人伝」
...そうした頭山満の端然たる威風に近づくとハッと気が付いて遠ざかったからであった...
夢野久作 「近世快人伝」
...どうしてコンナ巨大な平凡児が日本に出現したかという……つまり頭山満の立志伝を書けと云われると筆者も少々困る...
夢野久作 「近世快人伝」
...頭山満翁には、元来立志伝なるものがない...
夢野久作 「近世快人伝」
...その後(のち)に於ける頭山満...
夢野久作 「近世快人伝」
...又は頭山満の沽券(こけん)と雖も...
夢野久作 「近世快人伝」
...一人残らず頭山満の率ゆる玄洋社の団中に編入されなければならなかった...
夢野久作 「近世快人伝」
...頭山満を首領とし偶像として崇拝していた...
夢野久作 「近世快人伝」
...依然として頭山満を中心として九州の北隅に蟠(わだか)まりつつ...
夢野久作 「近世快人伝」
...これには流石(さすが)の頭山満もチョイト本気になったらしい...
夢野久作 「近世快人伝」
...法螺丸が頭山満を訪問して...
夢野久作 「近世快人伝」
...あの刀は気に入ったか」と云うと頭山満ニッコリして曰く...
夢野久作 「近世快人伝」
...頭山満と肩を並べる程度の苦手かも知れない...
夢野久作 「近世快人伝」
...頭山満を初め後年...
夢野久作 「近世快人伝」
...燃えてしまうまで黙って奈良原少年の顔をマジリマジリと見ていたのが塾の中にタッタ一人頭山満少年であった...
夢野久作 「近世快人伝」
...それから内地へ帰来後、夫人を喪い、数人の子女を親戚故旧に托し、独(ひとり)、福岡市外千代町(ちよまち)役場に出仕していたが、その後辞職して自分の娘の婚嫁先である北海道、札幌、橋本某氏の農園の番人となり、閑日月を送る事十三年、大正元年、桂内閣の時、頭山満、杉山茂丸の依嘱を受けて憲政擁護運動のため九州に下り、玄洋社の二階に起居し、後(のち)、大正六七年頃、対州(たいしゅう)の親戚某氏の処で病死した...
夢野久作 「近世快人伝」
...下ノ関の大吉だか春帆楼かで、頭山満翁が、卓上の料理が河豚だと聞くと、いきなり起ってそれへ小便したという話はあるが、あの頃よりは、河豚の科学はずっと進歩している...
吉川英治 「河豚」
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