...ただただわずかに憲法発布式のときに貧乏人に一万円……一人に五十銭か六十銭くらいの頭割をなしたというような...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...これを合して六円乃至(ないし)七円という頭割りの国民の負担はこの予算から必ず生ずるということは...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...頭割りに損害をこうむる同僚はこれを責めて悪(Malum)というのはむろんのことである...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...頭割りだけずつ平均にこれを使用することを理想としている人もあるが...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...頭割りをする役割は...
中里介山 「大菩薩峠」
...土方(どかた)の喧嘩で頭割りなどと...
火野葦平 「糞尿譚」
...頭割(あたまわり)にして銘々ソレを腰に巻(まい)て行こうと...
福澤諭吉 「福翁自伝」
......
二葉亭四迷 「遺言状・遺族善後策」
...これを國民(こくみん)の頭割(あたまわ)りにして見(み)ますと...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...頭割りでは飲むほどもなく一人で飲むとあり余るから...
南方熊楠 「十二支考」
...一人ずつ児童頭割の教育予算がどの位殖えるか見よう...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...食料を頭割に分けて...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...「会費というのは頭割りで幾ら幾らと」「そこは違いますよ...
山本周五郎 「青べか物語」
...それを頭割りで片づけるなんてあこぎなまねは...
山本周五郎 「青べか物語」
...「会費というのは頭割りで幾ら幾らと」「そこは違いますよ...
山本周五郎 「青べか物語」
...それを頭割りで片づけるなんてあこぎなまねは...
山本周五郎 「青べか物語」
...この頭割りに入っているんだから...
吉川英治 「醤油仏」
...道中の費用の頭割り勘定やら...
吉川英治 「源頼朝」
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