...その他各方面の軽頭分子を駆り立てることに現に成功している...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その二塊で駱駝一頭分の積荷となる...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...二頭分の力で駆けていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...外勤めの者の頭分(かしらぶん)というのと同等に待遇されていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...まあどうかこれへお掛けなすって」若い者の頭分は...
中里介山 「大菩薩峠」
...池田というあれが頭分(かしらぶん)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは頭分(かしらぶん)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もう一人は蝮(まむし)の三平――これは死んださうだが、――あと一人殘つた人殺しの房吉、これは頭分で、人の五六人も殺して居る...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仲間の頭分(かしらぶん)西国浪人赤井市兵衛(あかいいちべえ)が隠していると白状したそうです」「…………」平次はその先を促すように膝(ひざ)を進めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...アルゼンチンから二百六十万頭分――換言すれば冷蔵船の出現によって濠洲以下ははじめてヨーロッパのための生肉供給所となることができたのである...
服部之総 「黒船前後」
...到頭分らずに帰(かえっ)て仕舞(しま)いました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...中央に頭分(かしらぶん)を埋め...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...○また一升の水へ皮一頭分を入れ玉胡椒十粒...
村井弦斎 「食道楽」
...○犢の頭の皮一頭分は十人前...
村井弦斎 「食道楽」
...おらあ屋敷じゃあ頭分だ...
山本周五郎 「風流太平記」
...その頭分(かしらぶん)の者であることは...
吉川英治 「三国志」
...頭分(かしらぶん)の者に会いたいということで...
吉川英治 「新書太閤記」
...主なる頭分(かしらぶん)だけの祝宴がもよおされ...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??