例文・使い方一覧でみる「頤」の意味


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...頬杖(ほおづえ)をついたり(あご)の先へ指をあてがったりして...   頬杖をついたり頤の先へ指をあてがったりしての読み方
芥川龍之介 「鼻」

...垢着いた首巻にを埋めた野村が飛び出して来た...   垢着いた首巻に頤を埋めた野村が飛び出して来たの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...角ばった(あご)を持ち...   角ばった頤を持ちの読み方
海野十三 「すり替え怪画」

...(あご)でそれを言った...   頤でそれを言ったの読み方
海野十三 「太平洋魔城」

...こっそり眼配(めくばせ)でもするように(あご)をしゃくって...   こっそり眼配でもするように頤をしゃくっての読み方
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」

...恍惚(うっとり)と父君に凭(もた)れかかるようにして、清らかな横顔、(あご)、頸筋をこちらに覗(のぞ)かせているロゼリイス姫の玲瓏(れいろう)さ! 白絹の垂れ幕の彼方ながら、透き徹らんばかりに(ろう)たけた神々しさ! 何かは知らず、壮厳なあたりの空気に圧せられて、我々が一瞬間呆気(あっけ)に奪(と)られて佇立していた時に、跪(ひざまず)いた侍女の一人が何か囁(ささや)いたのでしょうか? 両胸に垂れた白髯がかすかに揺(ゆら)いで、寝台上の老エフィゲニウスがあたかも瞑想からでも醒めたように、静かに眼を開きました...   恍惚と父君に凭れかかるようにして、清らかな横顔、頤、頸筋をこちらに覗かせているロゼリイス姫の玲瓏さ! 白絹の垂れ幕の彼方ながら、透き徹らんばかりにたけた神々しさ! 何かは知らず、壮厳なあたりの空気に圧せられて、我々が一瞬間呆気に奪られて佇立していた時に、跪いた侍女の一人が何か囁いたのでしょうか? 両胸に垂れた白髯がかすかに揺いで、寝台上の老エフィゲニウスがあたかも瞑想からでも醒めたように、静かに眼を開きましたの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...暗く翳(かげ)っている顔が日のあたっている(あご)の先よりも一層白い...   暗く翳っている顔が日のあたっている頤の先よりも一層白いの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...肉感的な表情をし重々しい(あご)がしっかりと首にくっついていて...   肉感的な表情をし重々しい頤がしっかりと首にくっついていての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...その(あご)はえり飾りのうちに埋まって見えず...   その頤はえり飾りのうちに埋まって見えずの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...(あご)を両手に埋め...   頤を両手に埋めの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...思(おも)はず(おとがひ)を解(と)くやうな沖和(チユンホオ)もある...   思はず頤を解くやうな沖和もあるの読み方
南部修太郎 「麻雀を語る」

...八五郎――後ろの方に神妙に控へて居る(あご)の長いのが...   八五郎――後ろの方に神妙に控へて居る頤の長いのがの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...それは御苦勞であつた」客の武家は輕く(あご)をしやくりました...   それは御苦勞であつた」客の武家は輕く頤をしやくりましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...眼の細い角の車掌がは入つて来たので...   眼の細い角頤の車掌がは入つて来たのでの読み方
牧野信一 「好日の記」

...上体はやはり長閑なヘチマのやうにぶらついてゐるのに斜めにを伸した伏目をもつて...   上体はやはり長閑なヘチマのやうにぶらついてゐるのに斜めに頤を伸した伏目をもつての読み方
牧野信一 「月あかり」

...で掬(しゃく)って...   頤で掬っての読み方
室生犀星 「性に眼覚める頃」

...それじあかつえて死んじまうぜ」「――まあそうだろう」男はまた(おとがい)を撫で...   それじあかつえて死んじまうぜ」「――まあそうだろう」男はまた頤を撫での読み方
山本周五郎 「泥棒と若殿」

...(あご)を拯(すく)って...   頤を拯っての読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「頤」の読みかた

「頤」の書き方・書き順

いろんなフォントで「頤」

「頤」の英語の意味

「頤なんとか」といえば?  


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