...彼等はこの道理にも頓着せず...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...彼自身の色盲には頓着せず...
芥川龍之介 「僻見」
...底気味悪い家の容子(ようす)にも頓着せず...
芥川龍之介 「妖婆」
...従来の人々がいかにしていたかということには毫(ごう)も頓着せず...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...それにも頓着せず...
田山花袋 「朝」
...家の衰へて行くのにも頓着せず...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...是れ侯が藩閥家の反對に頓着せずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是れ侯が藩閥家の反対に頓着せずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...小生はそういうことに頓着せずして彼是十年も経たろう...
中里介山 「生前身後の事」
...多くの人の注目に頓着せず...
中里介山 「大菩薩峠」
...七兵衛は頓着せず...
中里介山 「大菩薩峠」
...返事のないことにも頓着せずに...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は頓着せず中に入り...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...風雨に頓着せず仕事を果すやうにと私を勵(はげ)まして呉れるのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...内心驚いたが少しも頓着せず益々激しく戦つた...
牧野信一 「蚊」
...勝坊は頓着せずに...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...其(それ)等には頓着せず...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...幕府の意向などには頓着せず...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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