...四二「おねえ様……行っちゃいやあ……」まるで四つか五つの幼児のように頑是(がんぜ)なくわがままになってしまった貞世の声を聞き残しながら葉子は病室を出た...
有島武郎 「或る女」
...今はまるで子供のように頑是なくなって...
橘外男 「仁王門」
...頑是(がんぜ)ない時分におぼろげながら母を見た記憶があり...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...頑是(がんぜ)ない滋幹をたしなめるのと同じ口調で父をたしなめたりしたが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...父があの時まだ頑是(がんぜ)ない幼童を捉(とら)えてあんな風に自分の心境を語ったのは...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尤もこれがまだ頑是ない仔猫であつたら...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...頑是(がんぜ)ない子供がやっと積み上げた小石の塔を...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな頑是(がんせ)のねえ子供や...
中里介山 「大菩薩峠」
...また唯一のあととり息子たるまだ頑是(がんぜ)ないこの拙者の耳に...
中里介山 「大菩薩峠」
...――頑是(がんぜ)ない小供みたように」「小供なら結構です...
夏目漱石 「虞美人草」
...あの頑是(ぐわんぜ)ない太郎(たらう)の寢顏(ねがほ)を眺(なが)めながら置(お)いて來(く)るほどの心(こゝろ)になりましたからは...
樋口一葉 「十三夜」
...頑是(がんぜ)なく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一面何か頑是の無い子供のようにひ弱で單純な所も有る人間であることがわかつて來た...
三好十郎 「肌の匂い」
...おたつはまだ頑是ないし...
山本周五郎 「ちゃん」
...それはまだ世間を知らないし頑是(がんぜ)ないところもある...
吉川英治 「黒田如水」
...そこに仲よく遊んでいる頑是(がんぜ)ない二人の幼児(おさなご)を...
吉川英治 「親鸞」
...そういう頑是ない土民には...
吉川英治 「親鸞」
...頑是(がんぜ)なく考え込んでいるのであった...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の中村剛也さん: 延長11回に代打で決勝グランドスラムを放つ ⚾
- 俳優の岩崎碧さん: ウルトラマンテオの主人公を演じる俳優 🎭
- 野球選手の山本由伸さん: パイレーツ戦でQSを記録するも勝ち星ならず。 ⚾️
