...頑固な家扶(かふ)...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...新しい宗教に属する2人の女性牧師補を迫害するのをためらうことなく彼は「極端な程度に至った頑固な種類の迷信だけを発見することができた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...頑固な編輯整理に対する面当(つらあて)から...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...その脳が黒い胆汁からの頑固な蒸気でかき乱されていて...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...如何に頑固な先生の加担者(かとうど)でも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「頑固なやつだなあ! 改心しなければ死んでしまうぞ」と少しは心配になってやさしく言い聞かせましたが...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...あんな頑固な爺(おやぢ)は滅多にありませんね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんな頑固な爺(おやじ)は滅多にありませんね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後ろ結びの頑固な男結びか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...強情で頑固なところが最進智識をすこしも求めようとしないで...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...何人かが頑固な態度を見せました...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...頑固な女子(おなご)のウグイスが居ったけんど...
火野葦平 「花と龍」
...頑固な反抗を続けているのである3)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...漢学者一流の頑固な見識屋であったにも拘らず...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...只圓翁門下の頑固な気風を端的に露出したものであったという...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...夫婦の頑固な築石(つきいし)とならずにいつまでも恋する仲で居ませうよ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...彼の頑固な緘黙(かんもく)には...
吉川英治 「私本太平記」
...勝敗の数はもはや歴然、これ以上、頑固な抵抗は、ただ惜しむべき士卒を屍(かばね)にするだけである...
吉川英治 「新書太閤記」
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