...クローク(預所(あずかりしょ))とかで...
泉鏡花 「薄紅梅」
...それから彼の加入しているロザリ倶楽部(クラブ)の給仕や給仕頭や預所の婦人たちを訪ねまわった...
海野十三 「心臓盗難」
...上野驛には手荷物預所も出來てゐませんでした...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...そこでそれを手荷物預所へ預け...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...外套(がいとう)預所のところまで迎えに出ていた井谷を見ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その玄關先に自動車を乘り捨てたソオル主任警部とエリクソン署長は外套を預所(クローク)に置くと...
南部修太郎 「死の接吻」
...悦子は携帯品預所へ預けた包を受取らずに来たのを思い出し...
久生十蘭 「魔都」
...携帯品預所(あずけじょ)へコートを受けとりに行ったのです...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...携帯品預所でめいめいの手荷物をうけとり...
宮本百合子 「刻々」
...ふたりの手荷物を構内の一時預所に預けた...
山之口貘 「野宿」
...携帯品預所の台の上へ短剣を脱(はず)して出した栖方は...
横光利一 「微笑」
...携帯品預所で栖方は...
横光利一 「微笑」
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