...彼は故人のために頌歌を作った...
...この映画は彼の功績を頌歌にしたものだ...
...母校の校歌はまるで頌歌のように美しい...
...彼女の演技はまるで頌歌のように聞こえた...
...聖書にはたくさんの頌歌が収録されている...
...救世主の入城を頌歌(しょうか)する場合になっていたのだ...
有島武郎 「クララの出家」
...やがて百人の処女の喉(のど)から華々しい頌歌が起った...
有島武郎 「クララの出家」
...頌歌(ほめうた)を負ひて重く...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...樂(たの)しい頌歌(しょうか)は哀(あは)れな挽歌(ばんか)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...聖降誕祭の頌歌を彼に振舞おうとした...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...昨宵私の家の入口で聖降誕祭の頌歌を歌っていた子供がありましたがね...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...吾人はもとより滔々たる天下とともに諸公を趁(お)うて中興の天地を頌歌(しょうか)し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...神の御母(みはゝ)の頌歌を唱つて!真白の花嫁!おお花の処女(をとめ)!悲しみが萎ませたよるべなき女よ!永遠は汝(な)が眼の裡に微笑むでゐた……此の世を去つた炬火...
中原中也 「ヂェラルド・ド・ネルヴァル」
...空のもと愛の頌歌((しようか))はほがらかに鳴渡つたものでした...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...「頌歌(しょうか)はない」寂寥(せきりょう)は至る所で僕を待ち構えている...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...会堂であの人が頌歌席に立つて讚美歌を唱ひ出すといふと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...右側の頌歌席にほど近く立たうものなら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...左側の頌歌席をば無料で緑色の地に赤い花模様を出して塗りあげたことを聞き知られた時には...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...登場歌(パロドス)――合唱歌(スタシモン)――哀悼歌(コモス)――の三部より成る酒神頌歌を創ることになつたのであります...
牧野信一 「歌へる日まで」
...私は夏のはぢめからかかつて時に触れ折を見ては「サチユーロス頌歌」と題する詩を工夫してゐたのであつたが...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...「夜明けの頌歌」に至つて完結する長篇なのであるが...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...義太夫節のびら札(ふだ)の藍の匹田もすゞしげに (街頭初夏)将た又羽目(はめ)に貼つたる浅葱刷(あさぎずり)寄席の太夫のびら札まで (五月の頌歌)と繰返し/\歌つてゐるビラ辰つくる巧みに季節々々の意匠をば採入れた辻びらの詩趣と共通で...
正岡容 「寄席風流」
...カロッサの詩では「生の頌歌」「避難」「未だ生れない者に」等が立派な格調を持っています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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