...彼は故人のために頌歌を作った...
...この映画は彼の功績を頌歌にしたものだ...
...母校の校歌はまるで頌歌のように美しい...
...彼女の演技はまるで頌歌のように聞こえた...
...聖書にはたくさんの頌歌が収録されている...
...やがて百人の処女の喉(のど)から華々しい頌歌が起った...
有島武郎 「クララの出家」
...そして波は彼等の「永遠に続く頌歌」を歌った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...樂(たの)しい頌歌(しょうか)は哀(あは)れな挽歌(ばんか)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...吾人はもとより滔々たる天下とともに諸公を趁(お)うて中興の天地を頌歌(しょうか)し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...喜劇(Komdie)とは村落の頌歌なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...神の御母(みはゝ)の頌歌を唱つて!真白の花嫁!おお花の処女(をとめ)!悲しみが萎ませたよるべなき女よ!永遠は汝(な)が眼の裡に微笑むでゐた……此の世を去つた炬火...
中原中也 「ヂェラルド・ド・ネルヴァル」
...空のもと愛の頌歌((しようか))はほがらかに鳴渡つたものでした...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...「サフォー頌歌(しょうか)」はあまり良いレコードはないが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「頌歌(しょうか)はない」寂寥(せきりょう)は至る所で僕を待ち構えている...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...会堂であの人が頌歌席に立つて讚美歌を唱ひ出すといふと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...左側の頌歌席をば無料で緑色の地に赤い花模様を出して塗りあげたことを聞き知られた時には...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...わしはもう頌歌席でハレルヤを唱へさせて貰ひませんでも結構ぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...大昔の酒神(みき)頌歌者や哀歌詩人に依つて詠まれた愉快な歌を口にして...
牧野信一 「歌へる日まで」
...登場歌(パロドス)――合唱歌(スタシモン)――哀悼歌(コモス)――の三部より成る酒神頌歌を創ることになつたのであります...
牧野信一 「歌へる日まで」
...「夜明けの頌歌」に至つて完結する長篇なのであるが...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...あの頌歌の合間で...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...カロッサの詩では「生の頌歌」「避難」「未だ生れない者に」等が立派な格調を持っています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...グレゴリアンの頌歌は当時のジャズではありませんでした...
柳宗悦 「民藝の性質」
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