...霊界(れいかい)から幽界(ゆうかい)へと順々(じゅんじゅん)に階段(かいだん)がついて居(お)ります...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...高村軍曹は端から順々に...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...順々にそれぞれの路地を検査した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...警告文の左記列項(さきれっこう)を順々に読んでいって...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...彼等は順々に足をとめて道端に佇んだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...順々に吸ってみる...
太宰治 「秋風記」
...早いのは二月の初めから順々に花を持ちつづけて三月中は次から次へ咲いていたのが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...彼は自分に一番近い所にいる婦人の、膝(ひざ)の前に置かれた一つの首級を見、それから順々に、そこに並んでいる首と云う首に視線を移した...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...面白いから通読してみる気になって第一頁から順々に読んで行った...
寺田寅彦 「変った話」
...罪あるものも罪なきも皆順々に懲すべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...死体を取囲んだ五六人の顔を順々に照らして行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...皆眠た気な声を挙げて一人宛順々に歌つて行くのが癖になつてゐた...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...順々に足を折り坐った...
宮本百合子 「黒い驢馬と白い山羊」
...第何條というように順々に記します...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...順々にそれを訪ねることに致しましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...厩橋と順々に鉄橋の仲間いりも...
山本笑月 「明治世相百話」
...順々にそれにならってゆくうち――誰からともなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれど、それも上人の気持とあればぜひがない、順々に、門弟たちは署名して行った...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索