...光がわずかに弱り始めてから完全に消え終るまでの間にも順々の移り行きがあるゆえ...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...遽てないで順々に逃げ出します...
薄田泣菫 「茶話」
...それに順々に十両ずつばらりばらりと投げ入れて百両...
太宰治 「新釈諸国噺」
...食べものの上へ順々に鼻を押しつけてやると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...一定の方式に従って順々に調節して行く...
寺田寅彦 「備忘録」
...又わが將士順々に討たれ亡ぶを待たんとや? ああわが力いにしへのありし日われの柔靱の肢體における如からず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...順々に荷物の積まれるのを見ていたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...大きいのから順々に更紗(サラサ)の枕が四つ並べられて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そしてまわりを取り囲んでる人々の方へ順々に向けられる彼の頭は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...先の方から順々に飛び込んではなくなり...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...先祖代々順々に拭(ふ)き込まれた習慣を笠(かさ)に...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...上から順々に抽斗を開けて見ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...順々に訊くから、訊いたことに返事をすりゃいいんだ」藤五郎は、キッと顔をあげて、「お言葉のようすですと、なにかあっしに疑いでもかけておいでのように思われますが、あっしがおもんを殺したとでもお考えになっていらしゃるんでしょうか」「藤五郎さん、お前さん妙なことを言うじゃないか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...東京湾と順々にあげた偉大な星条旗を虎ノ門のアメリカ大使館の屋上のポールにあげるためにランチで運んでいるところだ...
久生十蘭 「だいこん」
...それからそれとわたしたちは順々(じゅんじゅん)に番組を進めていった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...みんな順々にこゝに出て歌ふんだ...
宮沢賢治 「かしはばやしの夜」
...田中貞四郎と――順々にあらわれて来る顔は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御蔵奉行の岩瀬志摩(いわせしま)が、台帳にあわせて、順々に、検分してくるうち、図書係り海野甚三郎が持場の品が一点、不足している事実を発見した...
吉川英治 「夏虫行燈」
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