...頃あいを見はからって...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...弾力(だんりょく)も頃あい...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...頃あいを見て敏子が云った...
谷崎潤一郎 「鍵」
...桜場の弓矢もついでにお取りよせ願います」「かしこまりました」頃あいをはからって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まさに秘密を打ち明ける頃あいだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...茂助は頃あいを見てスウィッチを捻った...
牧逸馬 「舞馬」
...頃あいな夜風もあるので...
吉川英治 「黒田如水」
...杯の頃あいを量(はか)ったりして...
吉川英治 「黒田如水」
...本軍の鄒靖(すうせい)と玄徳とは、正面からすすんで、敵の主勢力へ、総攻撃の態を示し、頃あいを計って、わざと、潮のごとく逃げ乱れた...
吉川英治 「三国志」
...遊び疲れも頃あい...
吉川英治 「私本太平記」
...頃あいな距離で眺められる...
吉川英治 「私本太平記」
...「――もう頃あい」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...これから夕陽が沈む頃あいまで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大奥の桂昌院と対談中の頃あいである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...頃あいよく一酌飲んで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...片手斬(なぐ)りに頃あいな肉づきである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...城太郎は頃あいを見すまして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もうそろそろ潮が上げ始めている頃あいでござりまする」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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