...根拠地を離れて午前四時を十五分過ぎる頃あい...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...日頃あいまいの言ひ方ばかりしていらつしやる入道さまには似合はず...
太宰治 「右大臣実朝」
...まさに秘密を打ち明ける頃あいだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...好い頃あいを見て鶏(にわとり)の鳴声をまねすると...
柳田国男 「海上の道」
...頃あいな夜風もあるので...
吉川英治 「黒田如水」
...杯の頃あいを量(はか)ったりして...
吉川英治 「黒田如水」
...頃あいを計って、火を放ち、あくまで敵の中核に粉砕を下せ」と、命じた...
吉川英治 「三国志」
...遊び疲れも頃あい...
吉川英治 「私本太平記」
...頃あいな距離で眺められる...
吉川英治 「私本太平記」
...「――もう頃あい」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...頃あいを計っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...頃あいを計っていたらしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...頃あいをみて言いだした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鉄叫子(てっきょうし)の楽和(がくわ)は、頃あいをみて、「余興に一つ」と、得意の歌をうたい、さらにまた、求められて、諸葛孔明(しょかつこうめい)の“五丈(じょう)原(げん)ノ賦(ふ)”を指笛で吹いて聞かせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大奥の桂昌院と対談中の頃あいである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...頃あいよく一酌飲んで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...片手斬(なぐ)りに頃あいな肉づきである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もうそろそろ潮が上げ始めている頃あいでござりまする」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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