...さうして彼の注意がその響に奪はれる限り...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...夏になると家に居る子供を妙にそそのかす法螺貝の音が時々響いて来る...
安倍能成 「初旅の残像」
...一と聲物凄い響きが渠のあたまの中でしたかと思ふと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...地軸が裂けるかと思うばかりの大音響と共に...
海野十三 「雷」
...テムズ川の上流からの水で従って不純物の少ない水を得ている他の南岸の区域ではコレラの影響が少なかった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...その評判は遠く鎌倉にも響いてまゐりました...
太宰治 「右大臣実朝」
...迅雷(じんらい)一声奥より響いて耳の太き下女手に持つ庖丁(ほうちょう)取り落とし...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...最初に撞出された響が長く空中に漂つてゐる間に新しく撞出される次の響が後から/\と追ひかけて来て互に相縺(あひもつ)れ合ふのである...
永井荷風 「海洋の旅」
...その音の響き来(きた)ることを聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...シューマンのブラームスに対する影響は決して小さいものではなかったにしても...
野村胡堂 「楽聖物語」
...平次の聲は凛(りん)として響きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさに響歎(きょうたん)すべきものであるが...
野村胡堂 「探偵小説と音楽」
......
波立一 「夜明の集会」
...」純造の悪影響に感化されてゐる光子がこれ位ひのことを云ふのは当り前だつた...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...薄暗いやうな空に午砲(ドン)が籠(こも)ツて響いた...
三島霜川 「青い顏」
...子供の人生への歩みぶりにいつとはなし影響して来ていたと思われる...
宮本百合子 「親子一体の教育法」
...インスブルックの街は自分の靴音が響き返って...
横光利一 「欧洲紀行」
...ザッザと何十杯となく水を浴びているらしい響きがしていた...
吉川英治 「私本太平記」
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