...七 廣く行われている周興嗣次韵の千字文はまだ出來ていなかつた...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...鏘々として響くは松韵...
高山樗牛 「瀧口入道」
...其特色は、第一に、過巧、纎細な對照、第二に、繁縟な比喩、第三に、綺麗、浮靡な形容、第四に、夥しい頭韵...
坪内逍遙 「ロミオとヂュリエット」
...流風遺韵(いいん)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...及び世間に逸したる書の多く永樂大典(明の永樂年間に韵字分けにて造れる大類書)中に存在すればそれを抽出する事を定め...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...韵文(いんぶん)のように聞える...
中里介山 「大菩薩峠」
...水縁に臨む)唱出俳壇新韵鐸(俳壇に唱へ出す新韵(しんゐん)の鐸(たく))声々喚起百年眠(声々に喚起す百年の眠り)身在閑中不識閑(身は閑中に在つて閑を識らず)朝躋鶴巓夕雲開(朝(あした)に鶴巓(かくてん)を躋(こ)え夕(ゆふべ)に雲開く)瓠壺之腹縦摸筆(瓠壺(ここ)の腹に縦(ほしいまま)に筆を摸(さぐ)り)収拾五十四郡山(収拾す五十四郡の山)打見たところでは一律のようになっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...高級官人をはじめとして詩を作る人々は皆探韵(たんいん)をいただいて詩を作った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自身の得る韵字(いんじ)を披露(ひろう)したが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...きわめて無難に得た韵字を告げた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...我当和韵以贈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...用朱子月夜述懐韵清徹上峰気...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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