...もう永い間音沙汰なしに過して来た...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...音沙汰なしに数週間経過したことは...
豊島与志雄 「自由人」
...旅に出たきり音沙汰なしだからね...
豊島与志雄 「自由人」
...何時の間にやら音沙汰なしに帰ってしまいました...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...しばらく音沙汰なしだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ここしばらくフィリップには音沙汰なしだったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...緑郎は音沙汰なし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やはり音沙汰なし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一ヵ月余音沙汰なしで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかし何とも音沙汰なしです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この前音沙汰なしをどうしたかと思っていたことも...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ダダと下へおりて行ってズーズーと日光書院呼び出したが、音沙汰なし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一週間ばかりも音沙汰なしでせう...
森林太郎 「身上話」
...二時間も音沙汰なしでいたり...
山本周五郎 「季節のない街」
...夏のうちは音沙汰なしで今月はもう十月...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...からっ風に飛ばされた枯葉みたいに音沙汰なし...
山本周五郎 「さぶ」
...一郎が小学校へ入学致しました時の戸籍の書類(かきつけ)なぞはどうして取りましたものかわからないままに全くの音沙汰なしになっておりました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...富武親娘(とみたけおやこ)もどうしたのか、音沙汰なしじゃ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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