...足音がしないように...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「ナイチンゲール」
...草履を穿いてるのか足音がしない...
石川啄木 「鳥影」
...そしていつも最も近く自分のからだにつき添つてゐた時計のちやき/\云ふ音がしないのに氣が附いた時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...うれしや飛行機の音がしない...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...音がしないようにそろりそろりと室の隅の方へ行くのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...「おかしいな」障子も襖も開いた音がしないのにいなくなると云うはずはない...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...カタリとも音がしない...
谷崎潤一郎 「少年」
...書いてゐる時に全く音がしないと云ふ長所がある...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...それは音がしない...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...」「水の音がしないのでね...
徳田秋聲 「歯痛」
...部屋の中に音がしないのを知ると...
直木三十五 「南国太平記」
...水音がしないのが変だと思ったら...
中里介山 「大菩薩峠」
...鍵穴に耳を当てたが何も音がしない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...腹黒い女がかがんで、耳を心臓に当てると、音がしない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...地下室から音がしないか耳をそば立てている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...「何という騒ぎだろう」「戦争でしょうか」「鉄砲の音がしない」「火事だろうか」「煙が見えない」「何だろう何だろう」「行って見ろ行って見ろ」駈け出すものや...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...歩いてもまるで足音がしない...
三好十郎 「肌の匂い」
...物音がしないのでまた...
吉川英治 「源頼朝」
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