...韓人と通じて事を擧げんとしたる社會主義者なりと傳へらる...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...李鴻章の息である李経芳の招きに応じて清人呉静軒、韓人洪鐘宇、邦人和田延太郎とともに上海へむけて出発したのが二十三日で、二十七日上海の旅舎に着くとその夜、鐘宇のために短銃で倒されたのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...しばらく筒木(つつき)の韓人のヌリノミの家におはいりになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...白衣の韓人草野を行くあり...
竹越三叉 「深憂大患」
......
武田祐吉 「古事記」
...日韓人は同一民族だということがいわれている...
津田左右吉 「陳言套語」
...ことしの秋の大地震にも無辜(むこ)の韓人を殺して見んなぞとの悪念を起さず...
永井荷風 「桑中喜語」
...大久保辺にて運転手李某とよべる韓人乱酒なし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...我政府の虐政に対する韓人の怨恨...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...法隆寺の建築は韓人がその任に当たりもしたであろうけれども...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...韓人ら始めて来りし時鎌を用ゆるを識らず...
南方熊楠 「十二支考」
...韓人(かんじん)に命じて某々(ぼうぼう)の池を築かしめられたことが見える...
柳田国男 「海上の道」
...大昔土工の技術を韓人から學んだとあります...
柳田國男 「蒼海を望みて思ふ」
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