...韋駄天(いだてん)のようだ...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...教会へ韋駄天走(いだてんばし)りに走っていって...
太宰治 「虚構の春」
...千里韋駄天(いだてん)...
太宰治 「創生記」
...韋駄天はどし/\駈(か)けてきて...
土田耕平 「天童」
...韋編三度絶つというほどでもないが...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...また「ゐ」にあたる「韋」「偉」「委」「位」「謂」の類が別にあって...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...同様に発音する「伊」とか「以」とか「異」とか「移」とか「為」とか「委」とか「韋」とか「謂」とかなどの万葉仮名が二つの類に分れて混用しないことを見出しても...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...川ばた韋駝天(いだてん)...
南方熊楠 「十二支考」
...悪来典韋(てんい)が...
吉川英治 「三国志」
...それでも典韋は、寨門(さいもん)を死守して、仁王のごとく突っ立っていた...
吉川英治 「三国志」
...韋晃(いこう)などから大事を打明けられて...
吉川英治 「三国志」
...こうなってはもう金(きんい)、韋晃(いこう)、耿紀(こうき)などの計画も、その成功を期することは覚束(おぼつか)なかった...
吉川英治 「三国志」
...韋駄天(いだてん)といそぎまする」「いいえ」目もくれず――「千種どの(忠顕)一条どの(行房)行きましょうか」「なお...
吉川英治 「私本太平記」
...韋駄天(いだてん)といわれているほど足早(あしばや)な男...
吉川英治 「神州天馬侠」
...韋駄天(いだてん)の名にそむかず...
吉川英治 「神州天馬侠」
...後(あと)も見ずに韋駄天(いだてん)のように駈け出した...
吉川英治 「親鸞」
...声をかけあわせながら韋駄天(いだてん)と宙(ちゅう)を飛ぶ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...太鼓だ! 踊ってる! 踊ってる! 踊ってる! かれが韋駄天(いだてん)と飛んでゆく先...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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