...この鍾が先輩の韋誕といふ男に...
薄田泣菫 「茶話」
...身を躍らせて山を韋駄天(いだてん)ばしりに駈け下りみちみち何百本もの材木をかっさらい川岸の樫(かし)や樅(もみ)や白楊(はこやなぎ)の大木を根こそぎ抜き取り押し流し...
太宰治 「ロマネスク」
...韋固(いこ)という者が結婚の事で人に逢う約束があって...
田中貢太郎 「怪譚小説の話」
...韋駄天は毬栗頭(いがぐりあたま)で赤金色の顔で...
土田耕平 「天童」
...韋莊の州遇寒食城外醉吟に好是隔簾花影動...
原勝郎 「鞦韆考」
...韋紐の信者多き地にはその像に逢わずに咫尺(しせき)も歩み得ず...
南方熊楠 「十二支考」
...堂宇は釈迦殿の外に韋陀殿あり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...おいらのうちのお嬢さまは?」次郎は波うち際を韋駄天(いだてん)となって駆けだしながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...ちょうどまた、その折、大風が吹いて、営庭の大旗がたおれかかったので、何十人の兵がかたまって、旗竿をたおすまいとひしめいていたが、強風の力には及ばず、あれよあれよと騒いでいるのを見て、典韋は、「みんな退(の)け」と、走りよって、片手でその旗竿を握り止めてしまったのみか、いかに烈風が旗を裂くほど吹いても、両掌を用いなかった...
吉川英治 「三国志」
...典韋(てんい)などを先にして...
吉川英治 「三国志」
...――典韋すでに亡しと思うと...
吉川英治 「三国志」
...「よしっ」馬超は、降を容れて、城中へなだれこむとともに、韋康以下、その一類四十余人を搦(から)め捕って、数珠つなぎにその首を刎ねて、「この時になって、降伏するなどという人間は、義において欠けるし、味方に加えても、どうせ使いものにはならんやつらだ」と、悔いも惜しみもしなかった...
吉川英治 「三国志」
...韋康を赴援(ふえん)すべきであったが...
吉川英治 「三国志」
...韋晃は自信をもって...
吉川英治 「三国志」
...韋駄天(いだてん)といわれているほど足早(あしばや)な男...
吉川英治 「神州天馬侠」
...韋駄天(いだてん)の名にそむかず...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まるで韋駄天(いだてん)か天馬のように...
吉川英治 「新書太閤記」
...廟門(びょうもん)の外から大童(おおわらわ)となった李逵が韋駄天(いだてん)と馳けこんで来た...
吉川英治 「新・水滸伝」
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