...韋駄天(いだてん)に走り去る小僧っ子には...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...ヱハの王は韋那(いな)の君・多治比の君の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...すると韋誕はそれを惜んで何(ど)うしても諾(うん)と言つて教へて呉れなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...身を躍らせて山を韋駄天(いだてん)ばしりに駈け下りみちみち何百本もの材木をかっさらい川岸の樫(かし)や樅(もみ)や白楊(はこやなぎ)の大木を根こそぎ抜き取り押し流し...
太宰治 「ロマネスク」
...この時一輛(りょう)の車はクレオパトラの怒(いかり)を乗せて韋駄天(いだてん)のごとく新橋から馳(か)けて来る...
夏目漱石 「虞美人草」
...坊主(ぼうず)に聞いてみたら韋駄天(いだてん)と云う怪物だそうだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...彼(か)の制帽は馳け足の姿勢をとって根拠地の方へ韋駄天(いだてん)のごとく逃げて行く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...韋駄天(ゐだてん)走りに驅け付けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...また豕韋(しい)という星は周の時亥宮にあり...
南方熊楠 「十二支考」
...堂宇は釈迦殿の外に韋陀殿あり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...相手は韋駄天(いだてん)...
吉川英治 「江戸三国志」
...「嘘だろう」曹操も信じなかったが、「さらば、お目にかけん」と、典韋は、馬を躍らせて、言葉のとおり実演して見せた...
吉川英治 「三国志」
...悪来典韋は、闘いながらふと考えた...
吉川英治 「三国志」
...典韋の戟(ほこ)を...
吉川英治 「三国志」
...姜叙と韋康(いこう)とは...
吉川英治 「三国志」
...韋晃は自信をもって...
吉川英治 「三国志」
...韋駄天(いだてん)のごとく追いかけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...韋駄天(いだてん)の足を飛ばした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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