...そこで小堀鞆音さんの桜町中納言答歌図が出品された...
上村松園 「写生帖の思ひ出」
...小堀鞆音(こぼりともと)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...北上して蝦夷地の繪鞆(室蘭)に入港投錨したのであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...少しロシヤ語のわかる醫師加藤肩吾をつけて繪鞆へ急行させた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ブラフトン大尉は平和裡に二週間を繪鞆に碇泊...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ブラフトン大尉が慌てて繪鞆を出帆したときに...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...)ここは笠岡笠借りませうか雨がふるから笠貸しなさい笠もないのに借せ借せとおやさうかいな鞆(とも)で借りませうか仙酔島(せんすゐじま)をこれが貸さりよかこの島をおやさうかいな速戸の芽刈り唄(速戸の芽刈りは門司名物の年中行事の一つである...
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...(細川幽斎九州道の記に備後の津公儀御座所に参上して十八日朝鞆(とも)までこし侍るとあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...朝五半時鞆津出立...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...時(ときに)三更前鞆屋(ともや)久右衛門に一泊...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鞆(とも)に十七日...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...紀州の高野(こうや)の麓の鞆淵(ともぶち)村あたりでは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...鞆の津へ出向いた...
吉川英治 「黒田如水」
...鞆(とも)ノ津(つ)からの早馬もありました...
吉川英治 「私本太平記」
...備後鞆(とも)ノ津(つ)に半日ほどいて...
吉川英治 「私本太平記」
...速鞆(はやとも)ノ瀬戸や壇ノ浦附近を...
吉川英治 「随筆 新平家」
...備後鞆ノ津の名物ふぐ汁を紹介しておいてその末尾に...
吉川英治 「河豚」
...安倍君と同じ組には魚住影雄、小山鞆絵、宮本和吉、伊藤吉之助、宇井伯寿、高橋穣、市河三喜、亀井高孝などの諸君がいたが、安倍君のほかには漱石に近づいた人はなく、そのあと、私の前後の三、四年の間の知友たちの間にも、一人もなかった...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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