...繁忙な職務を御鞅掌(ごおうしょう)になる閣下にとって...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...居士はたちまち筆硯(ひっけん)に鞅掌(おうしょう)する忙裡(ぼうり)の人となった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...其向うに椅子を並べてゐる他の醫者は皆この間答に無關係なるものの如く冷やかに各の職務に鞅掌してゐた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...監獄において鞅(むながい)と呼ばるる縛り方を施した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鞅縛りにした繩を取って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」ジャン・ヴァルジャンはジャヴェルの首についてる鞅縛(むながいしば)りを切り...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...字が違っているということから言えば「阿」と「婀」と「鞅」と「安」の違いも...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...李斯の詩書を焚くといふ意見も韓非や商鞅が已に唱へたことで...
服部宇之吉 「荀子解題」
...以前と同樣俗事に忙はしく鞅掌したのみならず...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...この夏の事務の鞅掌(いそがし)さ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...一四 商鞅、移木の信秦が六国を滅して天下を一統したのは、韓非子(かんぴし)・商鞅(しょうおう)・李斯(りし)らの英傑が刑名法術の政策を用いたからであって、その二世にして天下を失うに至ったのは、書を焚き儒を坑(あな)にしたに基づくことは、人の知るところであるが、有名なる「商鞅、移木の信」の逸話は、この法刑万能主義を表現するものとして頗(すこぶ)る興味あるものである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...商鞅が秦の孝公に仕えて相となったとき...
穂積陳重 「法窓夜話」
...商鞅は直ちに告示の通り五十金をこの実行者に与えて...
穂積陳重 「法窓夜話」
...かの商鞅と運命を同じくせざるを得なかったのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...秦の商鞅が法という語を改めて律と称した後は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...明治の商鞅となったのは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...曰く今朝風日佳、北窓過二新雨一、謝レ客開二吾秩一、山妻来有レ叙、無レ禄須二衆眷一、八口豈独処、輪鞅不レ到レ門、饑寒恐自取、願少退二其鋭一、応接雑二媚一、吾病誰※鍼、吾骨天賦予、不レ然父母国、何必解二珪※一、今而勉齷齪、無三乃欺二君父一、去矣勿レ聒レ我、方与二古人一語、星巌集を読めば彼も亦屡々貧を歌へり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...鞅(オウ)(胸ノ綱)鞦(シュウ)(尾ノ綱)備ワリ...
吉川英治 「三国志」
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