...この怖(おそ)るべき韃靼(だったん)族が一たび訓練を経て文明的に軍隊を組織したならば...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...韃靼人が波斯人は口髭をよく手入しないから薄汚いといつたからのことで...
薄田泣菫 「茶話」
...一つ置いてむこうの車室は韃靼(だったん)人の一行が占領している...
谷譲次 「踊る地平線」
...」韃靼人は眼がさめた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...」韃靼人は『先生』の傍へ寄って行った...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...出向いてくれんか」「何処へ」「韃靼冬(だったんとう)へ――御世継は...
直木三十五 「南国太平記」
...有向という耶蘇会士の「韃靼旅行雑写」はいろいろと有益な示唆を与えてくれた...
久生十蘭 「新西遊記」
...まつすぐにクリミヤの韃靼人の許へ赴かうと志したのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...この三十二歳の白系韃靼(はっけいだったん)人...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...韃靼人や黒人の種々なる種族を文明化しその勤労を指導するということは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これを韃靼民族の現状に向け...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...流されて来た韃靼人(だつたんじん)の住ひである...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...あしたは韃靼(だつたん)の馬と駈競(かけくら)をするのだ...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...一体韃靼人といふ奴は...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...それから韃靼人と外二人と...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...それが韃靼人やヤクツク人の間で大層流行つてゐる競馬だといふ事は...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...見物してゐた韃靼人の目は皆輝いてゐる...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...その韃靼人の顔を見た...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
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